ホーチミン市内を移動する際は、タクシー、グラブ、バスなどがあります。在住の方はバスに乗られたことがある方もいらっしゃると思いますが、旅行で来た際にバスに乗るのは少しハードルが高いですよね。しかし、BusMapというアプリを利用すると簡単に市営バスを利用できるんです！！では詳細をご案内します。

BusMapアプリで検索

 

BusMap – Bus Service in HCMC

 

まずバスマップアプリを携帯電話に入れましょう。アプリを開くと右下のDirectionを押すとバスの検索画面になります。

 

 

 

From(出発地) To(目的地)を入れてDIRECTIONを押すと該当のバスの番号やバス停の場所が出て来ます。

 

 

出発地や目的地を直接入力もできますが、うまく出てこないこともあるので、その場合は、Pick location on Mapを押すと地図上で直接設定できます。

 

 

では仮にサイゴン動植物園からベンタン市場まで行く経路を検索してみます。検索結果ではD1のバスが１本で近くまで行けることがわかります。（バスに3.3キロ乗り、歩きは421メートルで到着という意味です）

 

 

バスに乗る道路は緑色、徒歩はグレーになっています。乗降場所のバス停もバスマークのピンがあるので分かりやすいです。

 

 

また、上記乗り換え検索とは別に何番のバスがどこからどこまで走っているかも確認することができます。最初の検索画面でLookupを押すと路線バスの番号一覧ができて来ます。確認したいバスの番号を押すとそのバスの路線全体図やタイムテーブルを確認することができます。

 

例えば先ほどのD1だとサイゴン動植物園から9月23日公園のバスターミナルまで走っていることが分かります。

※5月1日現在D1バスはサイゴン川沿いを走らずNguyen HueからTon That Thiepを通り高島屋の前を走っています。D1バスは観光者向けのバスになりますので、乗る前に乗務員に行き先を伝えると降り場を教えてくれると思います。

 

 

左中央当たり、オレンジ色のD1を押すとD1バスの詳細が出て来ます。

 

 

（下の写真がD1を押した後の画面です。）下のタブのTIMELINEは始発地点を何時に出るかが記載されているので大体の目安になりますし、（何分に1本出ているか）ROUTE INFOを見ると乗車料金も分かるので便利です。

 

また、バスで気をつけなければいけないのが、最終バスの時間です。お使いの携帯電話によって場所が違う様なのですが、検索結果の画面もしくはLookupの画面から該当する路線バスの番号を押すとそのバスのタイムテーブルを確認できます。

 

 

遅くまで動いている路線は数本ありますが、ほとんどの路線は6時過ぎには終わってしまいます。こちらのタイムテーブルで何時までバスがあるか確認してから利用しましょう！※ちなみにタイムテーブルに出ている時間は路線バスの出発地の時刻です。Lookupで確認してどのくらい遠くから出発しているか確認をすると現在いるバス停の時刻を予想することもできます。ご自分が待っているバス停の時刻表ではありませんのでご注意ください！また、Forward/Backwardどちら行きに走っているか間違えない様気をつけましょう！

 

コツさえつかめばバスの検索は簡単です。利用する予定がある方は事前にアプリを携帯電話へ入れて検索などしてみるとスムーズだと思います。

 

バスの乗り方

 

左中央当たり、オレンジ色のD1を押すと詳細が出て来ます。

ではバスマップでバス停とバスの番号を確認できたらバス停でバスが来るまで待ちます。TIMELINEを見ると何分に1本走っているか確認できます。

 

 

大きなバスターミナル以外は上記の様なバス停の看板がありますので、乗りたいバスの番号が書かれているか確認してください。バスが来たらバスの運転手に向かってアピールが必要です！何もしないと止まってくれません。。。

 

手を斜め前に出してフリフリすると止まってくれます。バスの料金はほとんどのバスは下記の写真のあたりに記載がありますが、バスマップでも確認ができます。

 

 

バスが止まったらバスに乗り込みお金を支払います。2通りの支払い方法があります。

 

 

①日本の様にバスの運転席の近くに料金を入れる箱があれば各々そこで支払い、チケットのボタンを押してチケットを受け取ります。

②運転席近くに料金箱がなければ席に座って乗務員が集金に来るまで待ちます。支払いをすると必ずチケットをくれますので降りるまでは無くさない様に保管しましょう！乗務員が途中で変わるとチケットのチェックに回って来ます。

 

ちなみに観光者向けのD1バスはこちらです。

 

 

料金は助手席前あたりに貼ってありました。

 

乗車中は

 

バスに乗車中は、バスマップを開きながら位置を確認することができます。バスマップに青い点が出て来るかと思いますが、それは自分の今いる場所を示しています。その場所を確認して行くと降りるバス停も簡単に分かります。

 

降りる際は

 

バスを降りる際は、

 

①バスの降車ボタンがあればボタンを押す

②降車ボタンがない、もしくは壊れてて鳴らない（汗）の場合はXuong(スウォン⤴︎)と乗務員に知らせて降りましょう。

Xuongの発音

 

※降りる際は右からバイクが走って来ることがあります！必ずバイクが来ないことを確認してから降車しましょう。

※バスは乗り降りする際にほとんどの場合完全には止まりません。ドアを開けたまま走ることもしばしばあります。あまりびっくりしないでくださいね（笑）

 

あまりきれいな動画ではありませんが、D1バスに乗車した様子をご紹介しています。

 

料金表一覧

 

上から5000VND, 6000VND, 7000VNDの路線番号一覧です。ちなみに7000VNDは日本円で約35円です。とーーーーっても安いんです！ですので、バスに乗る際は大きくても20,000VND紙幣までで支払いましょう。（大きい金額ですとお釣りがないと言われます）

 

バスの回数券

 

こちらは在住の方向けとなりますが、バスの回数券が販売されています。2020年1月以降も昨年と変わらず料金据え置きです。

 

上が6000VND路線の回数券

下が7000VND路線の回数券

 

 

5000VND路線の回数券もある様ですが、個人的にあまり使わないため今回は購入しませんでした。。

 

回数券購入金額の早見表です。

 

 

1冊30枚綴りで有効期限は2020年12月31日までです。※1冊を同時に複数人で使用することはできません。※該当路線のみの利用が可能です。（例：6000VNDの路線を7000VNDのチケットで支払うことはできません。また、現金との併用もできません。）

 

有効期限が年末までありますので、バスを利用される方は1冊あると便利です。販売場所は9月23日公園のバスターミナルで販売されています。

 

 

最後に

バスはすりが多いんじゃないかとか誤解されているようですが、利用者は学生が多いです。ベトナム滞在中と同じように必要最低限の注意を払っていれば問題ありません。（丸一年以上利用していますが、一度もすりやひったくりにあっていません！）あまり隙を作らない！どこでも共通して言えることです。

 

最初は降車ベルが鳴らなかったどうしよう。ちゃんとバス下りれるかな（汗）とドキドキしていましたが、ベルが鳴らなければスオンと伝えれば下りれますし、運転手さんに聞こえなければ周りの方が言ってくれたりとみんな親切です。臆せず使ってください。

 

バスはバスターミナルに駐車中はエンジンを切るためドアをかけていることが多いです。その為、バスの中に蚊がいることがあるので虫よけスプレーはしっかりしてください。

 

最近ではきれいなバスも増え始めてきましたので、機会があれば利用してみてください。